コラム

コラム

便利屋を開業する手順!必要な届出や資金などを解説

便利屋を開業する手順!必要な届出や資金などを解説

これから便利屋を開業したいけど、一体何をすればいいか分からない、資金はどの位用意すれば良いか分からないなど、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?

便利屋を自分で始めるためには、いくつかの準備が必要になります。

場合によっては、予想以上に手間がかかる可能性も十分考えられます。

開業をいち早く行うためには、やっておいた方が良い届出やどの位の資金が必要かを最低限知っておくことが大切です。

これから便利屋を開業しようと考えている方のために、必要な届出や資金などについて解説します。

便利屋を開業するまでの手順

便利屋を開業するまでの手順

スムーズに便利屋を開業できるかどうは、手順を知っているかどうかによって左右されます。

まずは、便利屋を開業するための手順を紹介するので、これから便利屋を開業しようと考えている方は、一度参考にしてください。

必要な事業の申請

便利屋を開業するためには特別な資格が必要はないものの、一部の業務内容によっては、届出が必要なものが存在します。

これから便利屋を続けていく上で、一体どのような依頼を引き受けるかまたはどのような依頼が来る可能性が高いかを考え、必要な届出を行いましょう。

届出の数によって、申請にかかる時間が変わってくるので、1日でも早く便利屋を開業したい方は申請にかかる時間を逆算して準備を進めてください。

必要な資格の取得

便利屋に来る依頼の中には、国家資格がないとできないものも存在します。

電気工事士や排水設備工事責任技術者などがその一例です。

国家資格の有無により、できる仕事の幅がどうしても変わってきます。

場合によっては、大きな利益を逃す可能性もあります。

必要な国家資格を1日でも早く取得し、便利屋の開業に備えましょう。

国家資格を取得する際は、試験の日程や費用なども確認してください。

勉強時間を確保できるかどうかも重要です。

開業届の提出

開業届の提出

便利屋を開業するためには、開業届を提出する必要があります。

理由は確定申告で節税効果の見込める青色申告が選択できるからです。

便利屋に限らず、何かしらの事業を始める際は、開業届をチェックしましょう。

原則として、開業届は、開業してから1ヵ月以内に提出することになります。

提出したら後日、税金に関する案内が税務署から送られてくるので、案内の内容をチェックしてください。

また、個人事業主が便利屋の事業を行っているかどうかを確認するために開業届の提出が必要です。

ホームページの作成

便利屋を開業する際、ホームページも用意したいところです。

検索した際、上位に出てくるかどうかも重要になってきます。

どのような内容を盛り込むかはもちろん、検索上位に出てくるための対策をプロに依頼するようにしましょう。

後は、依頼を受け付けるための窓口として、ホームページを開設しておくことが大切です。

ただ単に便利屋を開業しても、他の人に知られなければ本末転倒です。

知られるためのきっかけをひとつでも作りましょう。

告知

ホームページの開設はもちろん、TwitterやInstagramなどで告知することも重要です。

どのような便利屋なのか多くの方に知って頂き、集客につなげます。

上手く告知するためにも、同業者が一体どのような告知を行っているか一度参考にしておくと良いかもしれません。

場合によっては思いもよらないアイデアが浮かぶ可能性もあります。

便利屋を開業するためやっておきたい届出

便利屋を開業するためやっておきたい届出

皆さんが思っている以上に必要な届出がいくつも存在します。

便利屋の開業に支障をきたさないためにも、どのような届出が必要か最低限押さえておきましょう。

必要な届出の一例として、以下のものが挙げられます。

  • ペットシッター
  • 探偵
  • 古物商許可証
  • 一般廃棄物収集運搬業
  • 産業廃棄物収集運搬業
  • 害虫駆除業者
  • 貨物運送
  • 第二種運転免許
  • 電気工事業

人によっては、予想以上に多いと感じた方もいるのではないでしょうか?

個々では、各届出について解説します。

ペットシッター

犬や猫などの世話を行うペットシッター。

ペットシッターの依頼を受けるためには、動物取扱業の登録が求められます。

ペットのことを理解するためには、動物の扱い方について理解しておくことが大切です。

動物取扱業の申請には、半年以上の実務経験・1年以上の教育機関の卒業・試験による証明のうち、どれか1つを満たす必要があります。

スクールに通う際、動物取扱業の登録ができるかチェックしておきましょう。

探偵

浮気やいじめ、失踪者の捜索などの調査を依頼される場合もゼロではありません。

探偵業の開業届を警察に届ける必要があります。

届出を行う際、欠格事由に該当していないかチェックしましょう。

欠格事由に該当していると、探偵業ができません。

探偵業を行う際は、依頼人に配慮し、依頼を進めていくことが大切です。

また、依頼人がストーカー目的など、モラルに反していないかどうかの見極めも重要になってきます。

実際、探偵から個人情報を入手し、犯罪を行ったストーカーも存在します。

古物商許可証

さまざまな物品の買取などを行うなら、古物商許可証を警察から取得する必要があります。

転売などに関心のある方は、古物商という単語を一度は耳にしているのではないでしょうか?

どの位の価値があるか分からない物を買い取って欲しいなど、古物絡みの依頼が来る場合も十分考えられます。

一般廃棄物収集運搬業

一般廃棄物収集運搬業

大量のゴミを処分や不用品回収車などを行うためには、一般廃棄物収集運搬業の届出が必要です。

また、新規の一般廃棄物収集運搬業者を募集していない市町村も多く、申請が認められる保証が無いことも頭に入れておきましょう。

そんな時は、業務提携先を探すか、外部委託を検討しましょう。

産業廃棄物収集運搬業

企業から廃棄物の処理を依頼されるケースもゼロではありません。

そのためにも、産業廃棄物収集運搬業の届出を行い、依頼に対応できるようにしておくこともできます。

処分する廃棄物は、作業用の手袋や木くずなど、企業によって違います。

中には、予想外の廃棄物を目にする可能性もあるでしょう。

害虫駆除業者

ゴキブリやダニなど、家にさまざまな害虫が発生する場合も少なくありません。

害虫駆除の依頼に応えるため、害虫駆除実施届を保健所に届け出しましょう。

届出を行う際、各都道府県の条例をチェックすることが大切です。

害虫駆除は、特殊な薬剤を使用する場合もあるため、毒物劇物取扱責任者の資格が必要になる場合もあります。

毒物劇物取扱責任者は5年ごとに更新しないといけないため、注意が必要です。

貨物運送

貨物運送

依頼人から荷物の運搬を依頼される場合も少なくありません。

荷物の運搬に関する依頼を受けるためにも、運輸局に貨物運送の届出を行いましょう。

第二種運転免許

誰かを目的地に送り届ける依頼も出てきます。

人を目的地まで運び、運賃をもらうためには、第二種運転免許を取得しておく必要があります。

第二種運転免許の取得条件は、普通自動車運転免許を取得してから通算3年以上の運転経験があることに加え、21歳以上であることです。

電気工事業

コンセントの修理など、電気工事業を行うためには、電気工事者の登録などの手続きを行う必要があります。

また、5年ごとに更新登録をしないといけないので、更新のし忘れに注意してください。

また、電気工事士の資格も取得する必要があります。

第二種電気工事士と第一種電気工事士のどちらを取得しているかで依頼の幅が変わってきます。

第二種電気工事士と第一種電気工事士の違いは、以下の通りです。

  • 第二種電気工事士:一般用電気工作物
  • 第一種電気工事士:500KW未満の自家用電気工作物

第一種電気工事士を取得していると、マンションやビル、工場などで電気工事が行えるようになります。

その分、第二種電気工事士に比べて試験内容が難しいです。

マンションに住んでいるお客様も少なくありません。

幅広い依頼に応えるためにも、第一種電気工事士の取得も検討してみましょう。

便利屋を開業するために必要な資金

便利屋を開業するために必要な資金

便利屋を開業するためには、ある程度まとまった資金を用意する必要があります。

事業の内容によって、数十万~数百万円と必要な資金に差が生じます。

便利屋を開業する際に用意したい資金として、主に以下のものが挙げられます。

  • 道具・工具
  • 車両
  • ホームページ作成
  • 資格取得費用
  • 通信費・交通費などの維持費
  • 事務用品
  • 保険料
  • 名刺作成費用
  • 家賃
  • 人件費

開業してからも、事業を維持し続けるための資金を用意しておくことが重要です。

ここでは、便利屋の開業に必要な資金の一部について解説するので、気になる方はチェックしてください。

道具・工具

掃除や修理代行などに使う道具や工具、作業着を用意する必要があります。

工具の種類などによっては、想像以上に費用がかかる可能性もゼロではありません。

車両

お客様の見積もりに行くだけでなく、荷物の運搬などを行うための車両も用意することになります。

車種や状態によっては、数十万円、もしくはそれ以上かかる可能性も十分考えられます。

複数の依頼に対応するため、車両を2,3台用意するかどうかも検討しましょう。

また、車検や自動車税などの維持費も必要になってきます。

ホームページ作成

ホームページを作成するための費用を用意しておきましょう。

ドメインの取得など、必要な作業がいくつも存在します。

また、ただ単に開設すれば良いだけでなく、利用しやすいかどうかも目を向ける必要があります。

パソコンで使用する際はもちろん、スマートフォンでも利用しやすいかどうかもポイントです。

検索上位に入りつつ、利用しやすいホームページを作成するために信頼できるWeb制作会社に依頼しましょう。

ホームページの規模にもよりますが、費用相場としては、上記の条件を加味すると約50万円~200万円程かかります。

資格取得費用

資格取得費用

電気工事士などの資格を取得するための費用も最低限用意しておきます。

試験に合格するために何度も受験するなど、人によって費用が変わってきます。

便利屋の開業に向けて資格を取得しようと考えている方は、受験料はもちろん、勉強のために必要なテキストやスクールの費用も一度チェックしてください。

場合によっては、予想以上に費用がかかる可能性も十分考えられます。

通信費・光熱費などの維持費

通信費や光熱費などの維持費を毎月支払う必要があります。

毎月の維持費は、便利屋の規模次第によって変動します。

場合によっては、それ以上かかる可能性も十分考えられます。

事務用品

書類の印刷に使うコピー用紙や書類作成のための文房具などの費用もかかります。

業務を進めていると、どうしても消耗品を新たに購入しないといけない場合も出てきます。

保険料

便利屋を行っていく際には、毎月の保険料を支払う必要があります。

どの位かかるかは、人によって差があるため、これから便利屋を開業しようと考えている方は注意してください。

名刺作成費用

名刺作成費用

依頼人や他の業者に渡すための名刺も用意しておく必要があります。

名刺を渡す理由は、便利屋の認知度を上げることに加え、リピーター獲得などが挙げられます。

家賃

便利屋を開業するために部屋を借りようと考えている方もいるのではないでしょうか?

毎月の家賃だけでなく、敷金や礼金などの費用もかかります。

資金が少ない場合、家賃などを抑えるために自宅で開業するなどの工夫が求められます。

もちろん、規模が大きくなったり、必要な道具を置くスペースが必要になった場合、部屋を借りるかどうか検討しましょう。

人件費

1人ではなく、他の誰かと一緒に便利屋を開業しようと考えている方もいるのではないでしょうか?

事業を拡大していくことを踏まえたら、優秀な人材を確保できるかどうかが大切です。

人材確保のためにも、最低限の人件費を用意しておきましょう。

便利屋を開業するための資金を用意する方法

便利屋を開業するための資金を用意する方法

便利屋を開業するためのまとまった資金を用意するための方法がいくつかあります。

ここでは、資金を用意する方法をいくつか紹介するので、一度チェックしてください。

日頃からの貯蓄

便利屋の開業に向けて、日頃から資金を貯めておくことが大切です。

人によっては、一定の金額を毎月貯めている方もいるのではないでしょうか?

開業予定日から逆算し、目標金額を設定しておきましょう。

ビジネスローン

銀行が提供しているビジネスローンを利用するのも選択肢のひとつに挙げられます。

利用限度額をはじめ、金利や申込条件、審査の結果が早く出るかどうかなどを踏まえ、どのビジネスローンを組むか決めます。

また、ビジネスローンによっては担保や保証人が必要です。

ビジネスローンを組む際、返済に滞らないようにしましょう。

一定の利益が出せるよう、リピーター獲得と告知に力を入れます。

便利屋を開業するために求められる要素

便利屋を開業するために求められる要素

便利屋を開業して終わりではありません。

事業を継続できるための工夫ができるかどうかも求められます。

やり方次第では、短期間で終わってしまう可能性もあります。

ここでは、事業を継続させるためのポイントを紹介するので、一度参考にしてください。

適切な料金設定

リピーターを獲得するためには、適切な料金設定を行うことが重要です。

高過ぎすると依頼されにくくなるのに対し、安過ぎると信頼されにくくなる可能性もゼロではありません。

開業している地域の便利屋が、どの位の依頼料で依頼を引き受けているかどうかチェックしましょう。

価格戦争を行ってしまうと、赤字が続いて資金がゼロになってしまう場合もあります。

事業を維持できるだけの料金設定を行ってください。

また、一定条件を満たすと利用できるキャンペーンを用意しておくのもリピーターを獲得するコツです。

他の便利屋が一体どのようなキャンペーンを用意しているか一度チェックしておきましょう。

お客様のニーズに応えるためのコミュニケーション能力

お客様と信頼関係を築けるかどうかが、リピーターを獲得する上で重要です。

お客様のニーズを把握するためにも、最低限のコミュニケーション能力を身に付けておきましょう。

コミュニケーションの取り方ひとつで、信頼関係が拗れる可能性も十分考えられます。

雑な接し方は避けるようにしましょう。

優秀な人材の確保

依頼人のニーズに応えるためには、優秀な人材を確保できるかどうかが重要になってきます。

場合によっては、専門的な知識や技術を持つ人材が必要になる可能性もあります。

どのような待遇で人材を採用するか、一度検討してみましょう。

便利屋の規模によって、採用する人数が変わってきます。

専門性の高さ

皆さんはどの分野に力を入れたいと感じているでしょうか?

便利屋によって、得意な分野が異なります。

リピーターを1人でも多く獲得していくためには、専門性の高さも求められます。

電気工事など、専門性の高い分野を持つようにしましょう。

そのためには、必要な資格や届出は一体何か把握しておくことも大切です。

また、電気工事会社や水道工事会社などのサービス内容もチェックしておきましょう。

参考になる部分を上手く取り入れ、質の高いサービスを提供します。

非道徳的な依頼を断るだけの判断力とモラル

便利屋に来る依頼内容の中には、モラルに反したものも存在します。

トラブルに巻き込まれないためにも、モラルに反した依頼を断ることが大切です。

場合によっては、法律で罰せられる可能性もあります。

信頼を失わないためにも、どの依頼を引き受けてはいけないか見極めるようにしましょう。

また、資格を持っていない業種の依頼も断ることが大切です。

トラブルが起きると、損害賠償を請求される場合があります。

フランチャイズで便利屋を行うのもひとつの選択肢

フランチャイズで便利屋を行うのもひとつの選択肢

便利屋に関するノウハウや信頼は一朝一夕で身につくものではないため、フランチャイズに加入するのもひとつの選択肢です。

人によっては、フランチャイズへの加入を検討しているのではないでしょうか?

最後に、フランチャイズについて説明します。

フランチャイズとは

フランチャイズは、商品やサービスを提供する権利や事業に関するノウハウなどを提供し、発生した利益の中からロイヤリティーを手に入れる事業契約。

さまざまな事業でフランチャイズという単語を何度も目にした方もいるのではないでしょうか?

魅力的なノウハウがあるかどうかチェックし、契約するかどうか判断してください。

フランチャイズによって開業資金が異なる

フランチャイズで便利を始めるにしても、最低限の開業資金を用意する必要があります。

気になるフランチャイズを見つけた際、開業資金を一度チェックしてみましょう。

一社だけでなく、複数のフランチャイズをチェックしておきます。

対応エリアがフランチャイズによって異なる

フランチャイズによっては、対応エリアが異なる場合があるので、注意しましょう。

開業する際は、どのエリアで開業すると継続して依頼を獲得できるかどうか考えておくことが重要です。

場所によっては、お客様の下へ行くのに想像以上の時間を要する場合もあります。

まとめ

便利屋を開業する手順!必要な届出や資金

便利屋を開業するためには、入念な準備が大切です。

急いで開業を進めてしまうと、逆に予想外のアクシデントが発生してしまうかもしれません。

開業資金はもちろん、便利屋として必要な知識や技術を身に付け、万全な状態で開業しましょう。

もし、開業する自信がないと感じている場合は、フランチャイズに加入するかどうか一度検討してみましょう。

フランチャイズによって異なるものの、便利屋に必要なノウハウが身に付けられます。