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梅雨時期の6つの掃除テクニック!場所別の掃除方法を解説

梅雨時期の6つの掃除テクニック!場所別の掃除方法を解説

実は梅雨時期というのは掃除に向いています。

湿度が高いためホコリ・カビが舞いにくく、汚れも落ちやすいからです。

このタイミングですみずみまで掃除しておけば、年末の大掃除の負担も減ります。

ただし、雨の日の掃除の注意点もあります。

この記事では、梅雨時期が掃除に向いている理由やおすすめの掃除場所、カビ対策についても解説します。

清潔な部屋の維持に役立ててみてください。

梅雨時期の掃除がおすすめな理由

梅雨時期の掃除がおすすめな理由

晴れの日こそ掃除したくなるかもしれませんが、実は梅雨時期の掃除は以下のようなメリットがあります。

  • 適度な湿気があるため、ホコリやカビが飛散しにくい
  • 汚れが落ちやすい
  • ダニ・カビ予防につながる

湿気が静電気の発生を抑えてくれるためホコリやハウスダスト、カビの胞子を舞いにくくしてくれます。

また、ダニ・カビが繁殖しやすい時期に掃除しておくことで、今後の予防にもつながるでしょう。

反対に年末の大掃除は静電気が発生しやすく、ホコリが舞いやすい時期です。

油汚れも冷え固まって落としにくくなっています。

梅雨時期に掃除をしておけば、大掃除の際にいつもより楽に汚れを落とせるのです。

梅雨時期に掃除したい場所とポイントを解説

梅雨時期に掃除したい場所とポイントを解説

梅雨時期こそ念入りに掃除したい場所は以下の6つです。

フローリング・カーペット

室内には繊維のクズやダニの死骸・フンなど様々なものが溜まっていきます。

乾燥する時期はこれらが空気中に浮遊してしまいますが、梅雨時期ならばフローリングやカーペットにたまったホコリを除去しやすいです。

そのため掃除機やドライシートを取り付けたフローリングワイパーで、隅々まできれいにしておきましょう。

ホコリが飛散しにくい分、大きな家具を動かす大掃除もおすすめです。

窓・網戸

梅雨時期は湿度が高いため、窓に付着したホコリや黄砂などの汚れが浮いて落としやすくなっています。

力を入れてこすらないと落ちない汚れも、マイクロファイバークロスで拭けば簡単に除去できるでしょう。

新聞をくしゃくしゃに丸めて濡らしたもので拭けば、汚れを絡め取りつつツヤも出ます。

網戸の汚れも、高い湿度によって落ちやすくなっています。

ホコリが大量に付着している場合は、裏側に新聞紙を当てながら掃除機をかけると効率的に吸い取れるので試してみてください。

浴室

浴室は、家の中で最もカビが発生しやすい場所です。

そのまま夏を迎えて気温が上がると、より一層カビが繁殖しやすくなるため、梅雨のタイミングで掃除しておきましょう。

天井や換気扇周りは、フローリングワイパーの先にウェットシートやウエスを取り付けて拭きます。

忘れがちな天井掃除ですが、カビが発生しているとその胞子が壁や床に付着してしまいまうので、1ヶ月に1回程度はきれいに掃除するのが理想的です。

排水口やゴムパッキンなど、カビが生えている場合は早急に除去しましょう。

キッチンの換気扇

梅雨時期は換気扇の頑固な油汚れがゆるみやすい分、寒い季節に比べて楽に掃除できます。

40~60度のお湯にセスキ炭酸ソーダまたは重曹を入れて換気扇をつけ置きしておくと、汚れがスルッと落ちやすいでしょう。

ベランダ・玄関

雨の日であれば、ベランダ・玄関の掃除がおすすめです。

晴れている日だと砂ボコリが舞いやすく、手すりや室外機の汚れは何度も拭き取っては雑巾を水洗いするといった手間がかかります。

しかし雨の日の場合は、雨水と一緒に汚れを拭き取ることができます。

床はゴミを除去したあと、少量の水を流してデッキブラシなどで擦りましょう。

玄関も同じ要領で掃除し、曇っている場合は硬めのほうきで掃き掃除をします。

エアコン

エアコン内部やフィルターにカビが繁殖すると、稼働させたときにカビの胞子やダニの死骸が部屋内へとまき散らされてしまいます。

カビを吸い込むとアレルギー症状が出る恐れがあるため、本格的に冷房を使う夏前に掃除しておくのが大切です。

フィルターは表面のホコリを掃除機で吸い取ったあと、シャワーで水洗いします。

その後は陰干しでよく乾燥させてから取り付けましょう。

濡れた状態で取り付けるとカビが発生・繁殖する原因となります。

エアコン内部の洗浄はエアコンクリーニング業者へ依頼してください。

雨の日はフローリング・畳の水拭きを避けよう

中には「掃除機をかけたあとは水拭きする」という掃除のルーティンが決まっている方もいるかもしれません。

しかし、雨の日はなるべくフローリング・畳の水拭きを避けてください。

湿度が高い雨の日に水拭きをすると、たとえ乾拭きしたとしても完全に乾くまでに時間がかかります。

畳の場合は水分が残るとカビが生える恐れもあります。

水拭きは晴れた日に行い、雨の日はドライシートやモップで乾拭きにしましょう。

フローリングのベタつきが気になるときはウェットシートで拭き取るか、よく絞った雑巾に中性洗剤を2~3滴垂らして拭いたあと、洗剤が残らないよう水拭き・乾拭きします。

梅雨時期はとくに気を付けたい!カビ対策について

梅雨時期はとくに気を付けたい!カビ対策について

ジメジメする梅雨時期はカビが発生しやすくなっています。

日頃から対策をしていない方も、この時期は以下の点に気を付けましょう。

雨の弱い日や降っていない日は換気する

雨の弱い日や降っていない日はなるべく換気しましょう。

ずっと窓を閉め切っていると、室内の湿気がこもったままになってしまいます。

梅雨時期は掃除に適しているものの、多少のホコリやカビはどうしても飛散してしまいます。

空気中に浮遊したホコリを外へ排出するためにも、毎日換気するのが望ましいです。

対角線上の2つの窓を開けると効率的に換気できます。

ものを収納する際は詰め込みすぎない

ものを詰め込むように収納すると、湿気が溜まりやすくなります。

とくに梅雨時期は空気の通り道を塞がないよう、ゆとりを持たせた収納を意識しましょう。

例えば洋服をクローゼットに収納するときは拳一つ分の空間を開けたり、布団や靴は「すのこ」の上に置いたりといったものです。

クローゼットや下駄箱は、扇風機で風を送ると湿気を外へ逃がすことができます。

水回りを使ったあとは水気を拭き取る

キッチンや洗面台、浴室などの水回りはカビが繁殖しやすい場所です。

こまめな掃除だけでなく、使用後に水気を拭き取ることも忘れないようにしましょう。

浴室は50度程度の熱いお湯を全体にかけたあと、同じく全体に冷水をかければカビを予防しながら湿度も下げられます。

その後はスクイージー(水切りワイパー)で水気を切るのがベストです。

またキッチンは食べ物を扱う場所でもあります。

日頃からアルコール除菌スプレーで拭き取り、清潔な状態を心がけるのが重要です。

エアコン内部は送風や内部クリーンで乾かす

エアコンのカビ対策には、送風運転や内部クリーン運転が有効です。

除湿や冷房では結露が発生しやすいですが、これらの機能を使えば内部を乾燥させられるためカビの繁殖を予防できます。

ただし送風運転や内部クリーン運転をすると、部屋自体の湿度が上がる可能性があるので、体調や湿度を見つつ無理ない範囲で行いましょう。

まとめ 

梅雨時期は汚れが浮きやすくホコリ・カビは舞いにくいため、掃除に最適なタイミングです。

キッチンの換気扇や浴室の天井など、目の届きにくい部分もきれいにしておけば夏本番から気持ちよく過ごすことができるでしょう。

定期的な換気や水気の拭き取りを意識することで、今後のカビ予防にもつながります。

ご自身で掃除が難しい場合は、ハウスクリーニング業者への依頼も検討してみてください。

プロの技術によって、頑固な汚れやカビをきれいさっぱり落としてくれます。