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害虫の対策はどうしたらいい?原因や駆除方法とは

害虫の対策はどうしたらいい?原因や駆除方法とは

ゴキブリをはじめとする害虫は、暖かい季節に限らず一年中発生します。

部屋の掃除は毎日して清潔に保っているつもりなのに、どこから入ってくるのか突如として出現する害虫が多いです。

今回は害虫に悩まされないためにできる対策と、害虫に遭遇してしまった時の駆除方法を紹介します。

害虫対策とは害虫を家の中に入れないこと

害虫は、家の外から入ってきます。

そのため、害虫を家の中に招き入れないことが、最善かつ最大の害虫対策と言えるでしょう。

しかし、害虫は一体どこから、どんなタイミングで室内に入ってくるのでしょうか。

私たちを悩ませる害虫の主な侵入経路を、見ておきましょう。

害虫の侵入経路1:玄関や窓

何気なく開け放した玄関や窓から、私たちの目を盗んで害虫たちが侵入しています。

例えば観葉植物を置いたり、家庭菜園をしているベランダには、常にたくさんの虫が集まってきていることが多いです。

ムカデやカメムシ、アブラムシなどの死骸が放置されるとアリが集まり、そのまま室内に侵入することもあります。

いつも同じ場所に設置されているプランターの影に害虫が潜んでおり、窓や玄関を開けた瞬間に室内に侵入することもあるでしょう。

エアコンの室外機付近も、害虫にとって格好の隠れ家になりやすい箇所です。

  • 玄関や窓を長時間開け放さない
  • 玄関や窓の周りに物を置きっぱなしにしない
  • 清掃を怠らないようにする

これらのことが大切です。

害虫の侵入経路2:換気扇や排水溝

換気扇や排水溝は外部と直接つながっています。

そのためゴキブリや小バエ、クモ、ネズミなどが室内に侵入する経路になりやすい箇所です。

換気扇や排水溝にフィルターを設置するのは、なにも掃除しやすくするという意味だけではありません。

害虫の侵入を防ぐという意味でも、フィルターを設置しましょう。

また排水溝は夜、使用し終わったらフタをしてから就寝するよう習慣付けるようにしましょう。

害虫の侵入経路3:ダンボール

ダンボールは意外な盲点ではないでしょうか。

実はダンボールのスキマには、害虫の卵が産み付けられていたり、害虫が潜んでいることがよくあると言われます。

そうとは知らずにダンボールを室内に放置すれば、孵化した害虫が室内に大量発生するのも時間の問題です。

宅配サービスをよく利用する人は特に、開封後のダンボールはすぐに室外に出すよう心がけましょう。

毎日の害虫対策で害虫の繁殖を防ぐ

害虫を室内に入れないように心がけても、完全に害虫をシャットアウトすることは難しいでしょう。

そこで、室内に入ってしまった害虫を繁殖させない対策を紹介します。

日々の害虫対策1:キッチンを清潔にする

キッチン周りは害虫にとって餌の宝庫です。

  • 食べ残した食品を放置しない
  • 常温で保管する食品は密閉する
  • ガスコンロは使用後、拭き上げて清掃する
  • 冷蔵庫や電子レンジ、食器棚の裏をこまめに清掃する
  • 電子レンジ内を清潔に保つ
  • ペットボトルやビン、カンは、水洗いし、収集日に捨てる
  • 生ゴミはしっかり水を切り、密閉させて捨てる
  • キッチンを使い終えたら、水気をしっかり拭き取っておく

食べ物を放置せず、臭いを出さないことが重要です。

またキッチンに残った水分も、産卵する際の養分に使われたりもします。

1日の最後には水気を残さないように、丁寧に拭き上げるよう心がけましょう。

それと同時に害虫が隠れたり繁殖できる箇所を作らないよう、ホコリやゴミが溜まりやすい箇所をこまめに清掃することも大切です。

日々の害虫対策2:ゴミはすぐに捨てる

ゴミは害虫にとって格好のエサです。

またダンボールのように、卵を産み付ける箇所になる可能性もあります。

生ゴミは臭いが出ないように、水分を取って密閉した袋に入れて収集日までまとめておきましょう。

食べ物や飲み物の入っていた容器は水洗いし、収集日まで保管します。

ダンボールや新聞紙、雑誌、古くなった衣類も、収集日にはゴミに捨てるように心がけましょう。

日々の害虫対策3:観葉植物の世話をこまめに行う

私たちの目を楽しませてくれる観葉植物ですが、土があり水分があるため、害虫にとっては好ましい巣になりやすい傾向があります。

枯れた葉や花は、放置せずにすぐ処分しましょう。

同じ箇所に観葉植物を置きっぱなしにすると害虫が卵を産み付けたり、隠れ家として利用することも考えられます。

こまめに動かして観葉植物の置かれている周りも清掃してください。

また水受け皿に水が溜まったままになっていると、そこに蚊などの害虫が卵を産むこともあります。

水受け皿も適宜洗浄して、清潔に保ちましょう。

日々の害虫対策4:防虫剤を上手に活用する

防虫剤や毒の餌を害虫の侵入経路に仕掛けることで、害虫が室内に入り込むのを未然に防ぐ効果が期待できます。

  • ゴキブリが繁殖期を迎える前に、くん煙剤で駆除
  • 一年中発生するダニを駆除するスプレーを噴霧
  • アリの通り道に毒の餌を置く
  • クモが巣を張る箇所にクモの巣対策用スプレーを噴霧

防虫剤や毒の餌は、使用方法を誤ると人体に影響が出る恐れもあります。

使用の際は、商品毎の取扱手順や注意事項を熟読してから使ってください。

害虫別の駆除方法

特に私たちを悩ます害虫であるゴキブリ・ダニ・コバエの駆除方法を紹介します。

ゴキブリの駆除方法

ゴキブリは毎年6月頃の梅雨期に繁殖期を迎えます。

そのため5月頃に1回、繁殖期直前に1回、計2回くん煙剤を使用することで、ゴキブリの大量発生を未然に防ぐ効果が期待できます。

ダニの駆除方法

ダニは私たちの身の回りのどこにでもおり、完全に駆除することは困難と言われています。

ただ繁殖すれば、アレルギーの原因になったり、人を刺すダニもいるため、増えすぎないようにあらかじめ駆除することは大切です。

ダニは50°c以上の環境を20分以上維持しないと死滅しないと言われてます。

ダニの繁殖を防ぐために布団の天日干しをする人もいますが、それだけでは不十分ということになります。

ダニを駆除するなら、布団乾燥機を使うと良いでしょう。

また定期的にくん煙剤を使用して、ダニを除去することも有効です。

ただしダニの駆除を行った後は、掃除機がけを行いましょう。

ダニの死骸を放置すれば、その死骸に群がって害虫が増殖する恐れも考えられます。

コバエの駆除方法

コバエは一旦大量発生すると、駆除するのは容易ではありません。

日々の心がけで、コバエの大量発生を未然に防ぎましょう。

コバエは臭いに敏感に反応すると言われます。

生ゴミや食べ残しから臭いが出ないように、密封することは欠かせません。

さらにコバエは、産卵する際に水分を多く必要とすると言われています。

キッチンなどの水分を拭き取り、コバエの繁殖を防止することが大切です。

また外からコバエを室内に入らせないために、屋外照明の電球を防虫仕様に変更するのも有効です。

まとめ

害虫対策は、害虫を外から室内に入り込ませないところから始まります。

しかしどれだけ気を付けていても、害虫を完全に退けることは不可能と言っても過言ではないでしょう。

あまりにも大量に害虫が発生する場合、またシロアリやネズミなど、専門的な技術を要する害虫駆除にあたっては、専門家に相談するのが適切です。

害虫は、大量発生することを未然に防ぐことが重要です。

毎日のこまめな清掃や、定期的な駆除で、害虫に悩まされない日々を送りましょう。